コンパニオン活用法

旅館・ホテルの宴会コンパニオンプランは宿泊施設の取り分約3割が料金に上乗せされている!

宴会コンパニオンプランはコンパニオン代の約3割が宿泊施設の懐に入る

前回の当ブログでは、温泉地の旅館やホテルが独自に用意している宴会コンパニオンプランがいかにバカ高で、かつ大きなリスクを伴うものなのか詳しくご説明させていただきました。繁華街の居酒屋や割烹などの飲食店に派遣される宴会コンパニオンの料金相場がコンパニオン1人当たり2時間12,000円なのに対し、下越の某温泉ホテルが独自に売り出している宴会コンパニオンプランの料金はコンパニオン1人当たり2時間20,000円超にも上るのです。しかもこれはノーマルコンパニオンの料金で、セクシー系のコンパニオンを呼ぶとなればコンパニオン1人当たり2時間30,000円超も請求されます。ここで気を付けなければならないのは、温泉地の旅館・ホテルが売り出している宴会コンパニオンプランは宿泊費込みで、宴会コンパニオン単体の料金がまったく明示されていないため、お客さんたちはワケも分からないまま「このくらいの料金になるのは仕方ないかぁ…」といった具合に、半ば暴利ともいえるバカ高な料金を支払わされているのが実情だということです。

新潟市内のコンパニオンクラブ経営者は以下のように話します。

「旅館やホテルの宴会コンパニオンプランには女の子1人当たりの2時間料金が表示されていますが、実際のところお客さんたちの大半は2時間だけでは満足せずに、延長に次ぐ延長をご希望される方々が少なくありません。すると翌朝、フロントでチェックアウトするときに物凄く高い請求額を見てビックリされるお客さんがたくさんいらっしゃるようですが、実際にはコンパニオンにかかった費用がすべてコンパニオンクラブの売り上げになるわけではなく、宿泊施設がそのうちの3割ほどを手数料として徴収しているのです」

旅館やホテルの宴会コンパニオンプランには、宿泊施設とコンパニオンクラブとの間にこうした売り上げ分配の仕組みがあるがために、お客さんが支払う料金が極めて高くつく、具体的には旅館・ホテルの取り分の約3割が余計に上乗せされているのです。

宴会コンパニオンプランのセクシー系コンパニオンの料金は2時間30,000円超

以下は下越の某温泉ホテルが売り出している宴会コンパニオンプラン付き(2時間飲み放題)の宿泊料金です(※土曜・休前日)。ノーマルコンパニオンを呼ぶ際の宿泊料金は以下のとおりとなっています。

・お客5対コンパニオン1…20,350円

・お客4対コンパニオン1…21,450円

・お客3対コンパニオン1…23,100円

・お客2対コンパニオン1…26,950円

・お客1対コンパニオン1…37,400円

これに対してピンク系、具体的にはシースルーコンパニオンを呼ぶ際の宿泊料金は以下のとおりです。

・お客5対コンパニオン1…23,100円

・お客4対コンパニオン1…24,750円

・お客3対コンパニオン1…27,500円

・お客2対コンパニオン1…33,550円

・お客1対コンパニオン1…50,050円

このように旅館やホテルの宴会コンパニオンプランの料金は、お客の人数に対するコンパニオンの人数の割合によってコンパニオン1人当たりの2時間の料金単価が設定されています。ちなみにこのホテルは大人2人での土曜・休前日の宿泊料金が1人当たり13,750円~。かなりリーズナブルな料金設定といえます。しかしながら同室の男性客2人がノーマルコンパニオンを2人呼ぶとすると、宿泊料金込みの総額は1人当たり37,400円。この中には2時間4,400円の飲み放題料金も含まれているのですが、差し引きするとコンパニオン代だけで19,250円かかる計算となります。同様に男性客2人がシースルーコンパニオンを2人呼ぶとすると、宿泊料金込みの総額は1人当たり50,050円。差し引きするとコンパニオン代だけで31,900円もかかるといった具合です。

通常のコンパニオンクラブならシースルーコンパニオンでも2時間22,000円

さて、読者の皆さんは果たしてどういった感想を抱いたでしょうか? 前出の温泉ホテルでノーマルコンパニオンを呼んでマンツーマンで一緒にお酒を飲むためには1人当たり2時間19,250円、シースルーコンパニオンと1対1でとなれば2時間31,900円ものコンパニオン代がかかるというのです。前述したとおり、宿泊費込みで料金を表示しているためコンパニオン単体の料金が分からないことから、お客さんたちは言われるがままにバカ高い料金を支払わされている実態があります。しかも、こうした旅館やホテルが売り出している宴会コンパニオンプランは、お客さんが好みのコンパニオンのタイプを伝えたとしても要望どおりの女性が来ることのほうが少ないのが実情ですから、バカ高い料金だけ取られて踏んだり蹴ったりといった酷い事態に陥ることも十分に考えられます。そこで不肖・西口から申し上げますが、読者の皆さんはナイト&風俗情報サイト「新潟ナイトナビ」に掲載されている優良コンパニオンクラブの料金設定を改めてチェックしてみてください。アクセス数上位のコンパニオンクラブをチェックしただけで一目瞭然ですが、新潟コンパニオン スタイル新潟コンパコンパニオン ファストファインなど、ほとんどのコンパニオンクラブがノーマルコンパニオン1人当たり2時間料金を12,000円に設定しています。寄り添いサービスゆうき新潟店にいたっては2時間10,000円というリーズナブルな料金設定です。シースルーコンパニオンを呼ぶにしても、通常のコンパニオンクラブの相場は22,000円です。

アナタはそれでも前出の温泉ホテルの宴会コンパニオンプランをオーダーして、31,900円も浪費したいですか? 当然ながら旅館・ホテルが売り出しているバカ高の宴会コンパニオンプランなどに頼らず、通常のコンパニオンクラブから女の子を派遣してもらったほうが圧倒的に安く遊べるわけですが、敵もさる者で、最近はお客が独自にコンパニオンを調達する、いわゆる「持ち込みコンパニオン」を禁止する旅館やホテルが増えつつあります。

実際のところ不肖・西口は昨年、当ブログにおいて新潟県内の一部の温泉宿泊施設がこうしたコンパニオンの持ち込みを禁止している実態にメスを入れました。新発田市の月岡温泉にある全国的にも有名な宿泊施設のホームページには〈当館の感染症対策〉と題して、以下のような告知がなされたのです。

〈芸妓、コンパニオンの手配について 当面の間お客様の持ち込みコンパニオンはお断りさせて頂きますので予めご了承ください。〉

これを見たコンパニオンクラブの経営者らが異口同音にこう怒りを爆発させました。

「感染症対策で持ち込みコンパニオンが禁止ですって? そんな馬鹿な話はありませんよ。要するにその宿泊施設は“うちが用意している宴会コンパニオンプランのコンパニオン以外は認めない”というわけでしょ? 宿泊施設が用意したコンパニオンが安全で、お客さんが自前で調達したコンパニオンが危険だとでも言いたいのでしょうか?」

端的に申し上げれば、この宿泊施設は表向きは感染防止対策だと言っていますが、本当のところは持ち込みコンパニオンを認めたのでは儲からないから禁止しているだけの話なのです。事実、その後、ホームページから〈持ち込みコンパニオンお断り〉の告知は削除されましたが、コンパニオンクラブ関係者によると「現在も持ち込みコンパニオンは基本的には受け入れていない」とのこと。ただし、あるコンパニオンクラブの経営者は以下のように舞台裏事情を明かすのでした。

「あのホテル〇〇は基本的には持ち込みコンパニオンを認めていませんが、親しくしている一部のコンパニオンクラブについては持ち込みを認めています。要するに手数料をたくさん払ってくれるコンパニオンクラブだけ特別扱いしているのですよ」

このような強欲な宿泊施設の宴会コンパニオンプランなど断固利用するのはやめましょう。では、どうやって持ち込みコンパニオン禁止に対抗するか?―。この点についても当ブログで追って触れていきたいと思いますので、引き続きご愛読をよろしくお願いいたします。

作成者: 西口コージ

新潟県出身の風俗ライター。 学生時代から池袋の小路にあるような、しょっぱい店や垢抜けない街が好き。ピンサロ、ヘルス、ソープ、のぞき部屋、ストリップ劇場などもひととおり通い続けた、歴戦の強者と自負。古くから変わらない宴会コンパニオン業界もやはり好き。

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