ナイト系ゴシップ

三条タクシーが不適切発言&性的画像の投稿で大炎上の余波

女性ドライバーが「全員めちゃくちゃ可愛い」で大炎上、社長が辞任

新潟県三条市のタクシー会社「三条タクシー」が短文投稿サイト「X」(旧ツイッター)で、自社に勤務する20代の女性ドライバーについて〈全員めちゃくちゃ可愛い〉などと投稿したことがルッキズム(外見重視主義)にあたるとして大炎上。Xによってアカウントを凍結されたことが明らかとなりました。これを受けて渡辺惣太社長が社長を辞任する事態に発展。また同社はSNS(会員制交流サイト)を通じて女性ドライバーがきゅうりや麩菓子を丸かじりしている画像を投稿しており、これについても「性的な模写により男性客を獲得しようとした」などと批判を浴びていました。女性ドライバーの中でも10万人超のフォロワーを獲得している「ひよりん」さんは、地元の三条市でオフ会を開くと全国からファンが訪れる人気ぶりだったそうです。一方、三条市は昨年8月に「ひよりん」さんを「三条ふるさと観光大使」の第1号に抜擢。また三条タクシーは「ひよりん」さんがタクシーで彌彦神社などの観光名所を案内する周遊プランを完全予約制で販売しました。料金は1時間8,000円で最長8時間、つまり64,000円支払って観光名所めぐりをする熱心なファンもいたといいます。こうした女性ドライバーと主に男性客との2人きりの観光名所めぐりについて同社はXで、〈レンタル彼女でもなく、観光ガイドでもなく、タクシードライバーを貸切る。っていう新しいジャンルを築きたい〉とも投稿。これに対してインターネット上では「公共交通を担うタクシー会社として不適切」「女性ドライバーを“商品”と見立てて客を獲得しようとしている」などの批判が相次いでいました。そしてXアカウントが凍結される事態に発展すると、三条タクシーは三条市に対して「ひよりん」さんの三条ふるさと観光大使の辞任を申し出て、市もこれを了承したのでした。いやはや…であります。僭越ながら不肖・西口から言わせていただきますと、三条タクシーは女性ドライバーの人気に乗じて悪ノリが過ぎたというほかありません。コンパニオン業界ではコロナ禍となって以降、男性客とコンパニオンの女性が1対1で会ってランチや映画鑑賞、ドライブなどに出掛けるデートコンパが大流行していますが、同社はこの発想をタクシー運行に取り入れたものと思われます。デートコンパは文字どおりコンパニオン業界の専売特許なのにもかかわらず…。

不適切発言の投稿者は社長本人、女性蔑視のいかがわしい画像を多数投稿

事態発覚後の三条タクシーの対応もまったくお話になりませんでした。同社の渡辺社長は8月28日付で自社のホームページに〈当社X(旧Twitter)アカウントにおける不適切な発言に関するお詫び〉と題して謝罪文をアップしました。以下は本文の一部です。

〈この度、弊社Xアカウントにおいて、不適切な発言が行なわれていたことが判明致しました。多くの皆様に不快な思いと多大なご迷惑をお掛けしましたことを、心からお詫び申し上げます。法人事業者としてあってはならない行為だと反省しております。二度とこのようなことが起きぬよう、全社一丸となって信頼回復に努めて参ります。(以下略)〉

この渡辺惣太社長の名前で発表された謝罪文には冒頭、〈弊社Xアカウントにおいて、不適切な発言が行なわれていたことが判明致しました。〉と記されていますので、これは当然ながら渡辺社長がそのことを知らなかったといったニュアンスです。しかし地元紙によると、その後ほどなくして渡辺社長は、自社に勤務する20代の女性ドライバーについて〈全員めちゃくちゃ可愛い〉などと投稿をしたのは自身だと明らかにするとともに、「タクシーでの旅行やドライバーの仕事の魅力を投稿で伝えたかったが、伝え方が間違っていた。責任を取って社長を辞任する」と辞意を表明したといいます。ということは女性ドライバーにきゅうりや麩菓子を丸かじりさせて画像をアップしたことにも、渡辺社長本人が関与していたということなのでしょうか? もっとも女性ドライバーを登場させたいかがわしい画像の投稿はこれだけではありませんでした。女性ドライバーの顔面の上にショートケーキを載せた、いわば“女体盛り”のような画像も投稿していましたし、女性ドライバーの水着姿の写真も投稿。また女性ドライバーが膨らんだ下腹部を押さえて〈尿です フファハハハwww〉と文字を貼り付けたと思ったら、次に〈2分くらい出たよ♥〉と文字のコメントが入っている画像もありました。三条市の関係者が話します。

「投稿された画像を見たかぎりでは、女性ドライバーが自発的に行ったというよりも、誰かに指示されて応じたという印象ですね。だって20代の若い女性が自分から下腹部を押さえて“尿です”などとやるとは到底思えません。社内の男性がそれをやるように指示したのだとすれば、女性を性的対象としか見ていないのでしょう。女性蔑視も甚だしいというほかありませんね」(三条市の会社社長)

デートコンパが大流行のコンパニオン業界は「女性の人格を最大限に尊重」

前述のとおり、コンパニオン業界ではコロナ禍となって以降、男性客とコンパニオンの女性が1対1で会うデートコンパが大人気となっています。三条タクシーではこのデートコンパの発想をタクシー運行に取り入れたものと思われますが、業界の名誉に関わることなので念のため申し添えておきますと、新潟県内にコンパニオンクラブは数あれど、三条タクシーのように従業員の女性を使っていかがわしい画像を投稿している業者は皆無なのであります。論より証拠、不肖・西口が敬愛してやまないナイト&風俗情報サイト「新潟ナイトナビ」を試しに覗いてみてください。コンパニオンの女性たちの画像が多数アップされていますが、それらは女性たちが自発的に投稿したものばかりです。女性ドライバーがきゅうりや麩菓子を丸かじりしたり、男性のマネキンと腕を絡めて〈事後かな? はっはっはwww〉などと意味深長なコメントを貼り付けた画像はどこを探してもありません。あるコンパニオンクラブの経営者が話します。

「三条タクシーの一件はお粗末の一語です。女性を性の対象としか見ていませんし、PRの仕方も女性蔑視で品がなさすぎます。私たちは女性一人一人の人格を最大限に尊重していますから、あんな酷い画像を撮影するはずがありません。おそらく女性ドライバーがそれに応じざるを得ない雰囲気が社内にあったのでしょう。やらされていた彼女たちはあくまでも被害者ですよ」(コンパニオンクラブ経営者)

今回、問題になった三条タクシーの一件とは対照的に、コンパニオン業界がサービスを提供しているデートコンパが健全営業に徹しているのはいうまでもありません。コンパニオン業界の名誉と発展のためにも、これだけは強調させていただきたいと思います。

作成者: 西口コージ

新潟県出身の風俗ライター。 学生時代から池袋の小路にあるような、しょっぱい店や垢抜けない街が好き。ピンサロ、ヘルス、ソープ、のぞき部屋、ストリップ劇場などもひととおり通い続けた、歴戦の強者と自負。古くから変わらない宴会コンパニオン業界もやはり好き。

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